株式会社アヤメ緑化工業 DX 計画
【経営者メッセージ】
当社は、「北海道の自然に適した緑化技術の提供」を原点に、地域環境と調和した持続可能な緑化に取り組んでいます。
独自開発による高性能機械を活用した省力化施工や、在来植物を活かした自然回復緑化により、生態系に配慮した地域環境に適応する植生の実現を目指しています。また、高齢化や人手不足といった業界課題に対応するため、施工管理のデジタル化、情報共有の迅速化、デジタル日報やAI活用による工程分析など、全社でDXを推進しています。
これにより、業務の効率化・省人化・生産性向上を図り、収益力の強化と安定した黒字経営を目指すとともに、北海道の自然環境に適した緑化技術を提供してまいります。
株式会社アヤメ緑化工業 代表取締役 菖蒲 哲也
【ビジョン】
当社を取り巻く業界では労働者の高齢化や担い手不足による技術継承が大きな課題となっています。一方で、デジタル技術の進化は、熟練者のノウハウをデータ化し、施工品質を飛躍的に高める大きな機会でもあります。
当社は、「北海道の自然に適した緑化技術の提供」を原点に、長年培った技術とデジタル技術を融合することで、技術継承と施工の高度化を両立し、持続可能な緑化インフラを支えるリーディングカンパニーを目指します。
【ビジネスモデルの方向性】
当社は施工管理のデジタル化を推進し、業務の効率化や情報共有の迅速化を図ることで、経験や勘に依存した管理からデータ活用型の業務運営へ転換します。
また、工程管理においては、デジタル日報や生成AIによる分析を活用し、ムリ・ムダを削減しながら、生産性と管理精度の向上を目指します。
これにより、社内では省力化・技術伝承・働き方改革を進め、顧客には地域特性に配慮した緑化技術により、景観形成と防災・減災を両立し、社会インフラの安全性向上を通じて地域社会へ貢献します。
【DX 戦略】
クラウドにてデータの蓄積・分析による情報共有を図り、次期工事(工程管理)へのフィードバックを行います。また、出来形管理の自動化、AI活用による現場の負担軽減と生産性・品質の向上を図ります。
- 1.AI・データ分析による「施工工程管理精度」の向上
- 2.AI画像解析による品質管理の客観化・省力化
- 3.データ可視化による「現場の安全性」の高度化
データ活用においては、業務日報をAIで分析することで工程管理の精度向上を図り、AIによる写真判定では植生状況を定量評価することで、作業時間の短縮と現場負担の軽減を実現し、経験年数に関わらず熟練者と同等の品質・工程管理が可能になる体制へと変革します。LINE WORKS等のクラウドツールによるリアルタイムな情報共有で労務管理を効率化します。また、ヘルメット取付型熱中症対策デバイスから得られるバイタルデータを可視化し、数値に基づく安全管理体制を構築することで、過酷な現場環境下での「ゼロ災害」と働き方改革を推進します。
【DX 推進体制】
代表取締役を「意思決定者」、DX推進責任者を「現場と経営の調整役」、総務・営業・工事の各部門を「データ収集・活用者」として密に連携して推進していきます。
【DX 推進に向けた人材育成】
DX戦略の実行を担うデジタル人材の育成に向け、全社員を対象とした以下の教育プログラムを実施しています。デジタル人材確保については、各部門からDX推進リーダーを配置し、DX推進の中核的な役割を担わせています。また、別途採用計画を策定中です。
- ■全社員向:IT基礎としてLINE WORKSを活用した情報共有の訓練
- ■AI基礎:使い方動画や電話サポートなどより文章作成・資料作成の支援を実施
【DX 戦略の環境整備】
当社は、DX戦略を実現するため、以下のITシステム環境を整備するため、継続的な投資を実施していきます。小規模企業ならではの迅速な意思決定と現場への即時実装を強みとして、DX推進を加速してまいります。
データ集約・蓄積・LINE WORKSの全社員運用に向けた利用手順の整備などデジタル活用を一体的に推進する体制を整えていきます。
- 1.AI・データ分析による「施工工程管理精度」の向上
- 2.AI画像解析による品質管理の客観化・省力化
- 3.データ可視化による「現場の安全性」の高度化
戦略実現のため上記1・2では、AI全社運用とデータ蓄積・分析基盤の構築を目指します。
現場で収集される日報や施工写真、熟練技術者の知見などのデータを、安全かつ一元的に集約・蓄積する基盤を運用しています。また、AIを全社的に活用できる環境を整備することで、蓄積したデータを分析・活用していきます。
これにより、全社員が場所を問わず過去の施工実績や技術・ノウハウを迅速に検索・参照・活用できる情報基盤を構築し、継続的かつ安定的に運用しています。
上記3では現場安全管理・IoTデバイスを導入します。
過酷な現場環境における安全確保を目的として、振動アラート警告機能・バイタルデータを収集するヘルメット型デバイス等のIoT機器を導入。これらのデータを可視化・共有するためのシステム基盤を安定運用します。
【DX 戦略の達成指標】
■AI・データ分析による施工工程管理精度の向上
業務日報をAIで分析することで工程計画立案の精度向上を図る
⇒計画と実績の乖離の低減率:10%改善(初期導入段階)→20%改善(データ蓄積増による予測制度向上)
■AI画像解析による品質管理の同水準判定・省力化
AIによる写真判定で植生状況を定量評価、作業時間の短縮で負担軽減を実現する。
⇒AI植生判定の導入による現場調査・評価に要する工数の削減
■データ可視化による現場の安全管理の高度化
デジタル労務管理とウェアラブル技術による安全な職場環境の実現
熱中症対策デバイスを導入し、数値による健康状態の可視化と安全管理の強化に取り組む
⇒ウェアラブルデバイス活用による安全管理アラート(熱中症予兆等)の早期検知および重大事故発生数:ゼロの継続
【サイバーセキュリティ対策】
このたび当社は、2026年5月7日付けで『SECURITY ACTION』(★★二つ星)を宣言いたしました。
情報資産の保護と情報セキュリティ管理体制の強化を目的として、「情報セキュリティ基本方針」を策定し、運用を開始いたしました。
当社は本方針に基づき、情報資産の機密性・完全性・可用性を確保するとともに、情報セキュリティに関する法令や規範を遵守し、継続的な改善に取り組んでまいります。
『SECURITY ACTION』の詳細については、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)をご覧ください。
https://www.ipa.go.jp/security/security-action/